タイトルの通りですが、あなたにとって優先順位が上なのは『金』ですか?『時間』ですか?
独身の頃は間違いなくお金でしたが、結婚し子供が生まれた今、時間の大切さを実感しています。
しかし、お金がなければ生活できないしという気持ちもあり優先順位をハッキリつけられない自分がいました。
そんな時に世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの考え方にハッとし、今ではハッキリと『時間』と答えられます。

そう思えるようになった考え方を記事にしましたので、同じく金が時間で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
と言うより『お金』と答える人に届いて欲しいです。
人間の幸せとは何か?
今働いている職場は人員不足のため、ある程度残業したい人がしたい時に残業をすることができます。
- 基本給だけでは生活が苦しいから好んで残業する
- お金が欲しいから残業、休日出勤は喜んでする
そんな人が僕の職場にはたくさんいます。
その人たちを否定するわけではありません。
しかし、一度あなたにとっての『幸せ』とは何か考えて欲しいのです。
裕福な生活を送るためにたくさんの給料を持って帰ってきても、
残業や休日出勤で家族と過ごす時間がなければそれは果たして幸せと呼べるのでしょうか。
素敵な家を建てても住宅ローンを返すために遅くまで働き、休みの日も会社行っていてはせっかく建てた家で過ごす時間が無いではありませんか。
寝るだけの家をあなたは建てたのですか?
子供のためにと仕事をお金を稼いでたくさんのおもちゃを与えたのに、子供は一緒に遊ぶ人がいないから寂しそうな顔をしてはいませんか?
会社にとってあなたの代わりはいるが、
家族にとってあなたの代わりはいないのです。
家族、恋人、友人と過ごす時間をもっと考えましょう。
お金がなくても大切な人と一緒の時間を過ごすことはできます。
お金がなくても大切な人と楽しい思い出ををつくることはできます。
足るを知る
お金より時間を大切にする考えを持てから残業や休出は極力しないようになりました。
そんな僕に会社の人が口を揃えて言ってくるのです。
『残業、休出なしの給料でやっていけるのか?』と。
そんな人にはこう返しています。
『お金が無いなら無いなりの生活をするので大丈夫です。』と。
お金を優先する人にはかなり驚かれました。
もちろん生活を送る上で必要最低限のお金は必要ですが、家族と過ごす夕方からの時間や休日を犠牲にしてまでも贅沢はしなくても良いと思えるからです。
一緒に作ったおにぎりを持って公園に出かけるだけで楽しい思い出になること。
家族で過ごす時間の大切さを僕はまだ恋人だった妻に教えてもらいました。
勘違いして欲しく無いのは、
『お金を我慢して使わないのではなく、お金を使わなくても十分楽しめ思い出に残ることを出来る』
ということです。
まさに、『足るを知る』です。
今の日本人はこの言葉を覚えているでしょうか。
この言葉すら知らない人もいるのかもしれません。
僕も日本人の心を忘れかけていた一人でしたから。
まとめ
長くなってしまいましたが、
職場の人、日本の人に思い出して欲しいのは、お金よりも時間を大事にして欲しいということ。
今の消費社会の中では優先順位がお金の方が上になっている人が多いのではないでしょうか。
このような考えを持つようになったきっかけである「世界でもっとも貧しい大統領ホセムヒカ」は日本のテレビのインタビューでこのようなことを言ってました。
若い人には恋する時間が必要
子供ができたら子供と過ごす時間が必要だし
友達がいたら友達と過ごす時間が必要なんだ
働いて働いて働いて
職場との往復を続けていたら
いつの間にか老人になって
唯一できたことは請求書を払うこと
若さを奪われてはいけないよ
ちょっとづつ使いなさい
そうまるで素晴らしいものを味わうように…
生きることにまっしぐらに
老人になる前に僕はこのことに気づけたから良かったです。